四国・四万十川カヤックツアー

2014年10月31日(金)夜~11月3日(祝)

参加者:29名

<はじめに>
 カヌーイスト・野田知佑さんで知られる清流・四万十川、機会があれば漕ぎ下って見たいものだと思っていた。久々に、Shクラブの冒険家Mygwさんからお誘いをいただいた。

 全くの初心者が過半数(最年少は10歳)なので、9月27日~28日、湖北のマキノ浜で講習会が開かれた。初日の午前は、私の知床岬ビデオ上映に引き続いて、師匠Kwskさんの座学講習。私もちゃんとした講習は初めてなのでたいへんためになった。午後は、乗船練習。翌日は、沈&再乗艇の練習。わざと沈したとたん、カヤックが沖へ。泳いでつかみに行こうと思うが、冷えたせいか、なんか身体の動きが鈍く感じて不安になり、回収は人任せにして、ラッコ泳ぎで岸へ。中ぶらりんで波間に漂うのは予想外に心細く、岸がいやに遠く感じた。少々パニック気味だったのかも。

<今回のコース>

<10月31日、本降りの雨>
 3人目を、尼崎付近で、ピックアップしたのが、午後6時ごろ。雨の中、淡路島経由で爆走し、出発点・江川崎のログハウスに12時半ごろ到着。予定では、終着点・河口付近の四万十川キャンプ場だったのだが、この雨で出鼻をくじかれては気の毒だと急遽予約してくださったのだ。

<11月1日、断続的に雨、江川崎カヌー館~かわらっこキャンプ場(22km)>
 最近購入したウェラブルカメラ(Panasonic HX-A100-D)を装着。私は、レンタルのリバーカヤック1人艇。知床で乗せてもらったシーカヤック2人艇に比べると頼りないが、スケグ(固定舵)がついてるせいか、一旦漕ぎだすと快適だ。以下、地図とGPSを持ってこなかったので、途中の地名はわからなかった。

<組み立て式カヤック>

<レンタル艇>

<いざ出発>

<浅瀬をゴリゴリと強引に>




<沈下橋>

 最下流の初心者区間だというが、瀬の数は予想外に多かった。すべて短いものだが、2日間で15個所はあったろうか。波が逆巻いていて少し肝を冷やした瀬も1個所あって、本日終了。二の腕のみならず、足を踏ん張っていたせいか、太ももも筋肉痛だ。カヌー業者さんの車に乗せてもらって車を回収にゆく。風呂は河口の中村市へ。夜はキャンプ場で盛大に宴会。Mygwさん後輩の職漁師さん心尽くしの川の幸をたらふくいただいた。

<11月2日、曇り、かわらっこキャンプ場~四万十川キャンプ場(18km)>
 もたもたしてたので、昨日の快適な1人艇は残ってなかった。乗ったのが、軽いリバーカヤック2人艇、スケグ(固定舵)が無いせいか、右へ向いたり、左へ向いたり、不安定。同乗のNkymさん(女性)と四苦八苦、労力の半分は方向修正に費やした感じ。

<不安艇>


 この後の瀬で1艇が沈。少し前に、カメラがバッテリー切れで激写できなかったのが残念。

<この後、沈・・・>

 最後の橋で上から写真撮影してくれるというので、ポーズを取ってる内に、橋下付近がちょっとした瀬になっていたためか、いつの間にか橋げたに急接近。あわてて回避しようとするも斜めに衝突、ひっくり返ってしまった。2人とも必死にカヤックにつかまって流されてゆく。悪いことに、広い河原ではなく、上陸不可な小岸壁の方に近いとは。万が一に備えてウェットスーツを着込んでいたので寒くはないが、どこまで流れてゆくのか、と正直心細いかぎりだった。やがて、カナディアンカヌー1艇が近づいて来てくれたので、地獄に仏とばかり、つかまり、河原へ。同乗のNkymさんもカヤック2艇につかまって無事帰還。障害物と艇に挟まれて動けなくなり溺れることもあるというから油断禁物だ。

<助けてくれ~!>

 疲れ果てて、四万十川キャンプ場へは最後尾となってしまった。 夜は、黒潮町の道の駅・ビオスおおがた近くまで移動し、ホテル・ネストウエストガーデン土佐で入浴し、土佐西南大規模公園入野松原キャンプ場でまたまた盛大に宴会。前日同様に、川の幸(アユ、モクズガニ、川ウナギ、テナガエビ、など)をいただいた。

<アユ>

<川ウナギ>

<11月3日、晴れ>
 ホテルまで海岸散歩して朝食ののち、解散。眺めを楽しみながら、ひどい渋滞もなく、気分よく帰れた。

<おわりに>
 ユニークで多士済々のメンバーに混ざってのツーリング。天気はいまいちだったが、楽しかった。なお、動画だが、カメラが20度ほども傾いていたらしく、フリーソフトAviutlで修正した後、Windowsムービーメーカーで編集した。傾いている写真は、傾き修正した動画をフリーソフトGomPlayerで再生しながら切り出したもの。



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