大雪、日高・ポンクワウンナイ川~石狩岳、幌尻岳
1985年8月10日~16日
メンバー:2名
<11日>
やがて、5mハング滝。かぶってるので、左斜面から巻こうとするが断念。倒木を立てかけ、テントロープで気休めのアンザイレン。空身で攀じって荷揚げ。ヘルメットも無しで若気の至りだったかも。後は悪場もなく快適な遡行。
<12日>
<13日>
ふと、傍らのラジオから「日航機が遭難・・・」と聞こえてきた。帰阪の空路は落ち着かなかった。
シュナイダー・コース登山口の林道の傍らで幕営。川で洗い物したり、身を拭ったりなどする。
<14日>
暗いうちから林道をひたすら歩く。
帯広で、郵便為替での母親からの送金を受け取る。実は、急遽、陸路を空路に変更したため、金不足の懸念があり、入山前に頼んであったのだ。電車で日高本線の振内駅へ、タクシーで額平取水口へ。渡渉を繰り返して、幌尻山荘で泊まる。
<15日>
額平川右股を遡行して、北カールに出ることにする。