南アルプス・大井川赤石沢~赤石岳

1985年10月9日夜~13日

メンバー:単独


<9日>

畑薙ゲートが空いていてラッキーだった。

<10日>


<入渓点の牛首峠より赤石岳を遠望>

<釣り人が高巻き中>



<"ニエの廊下"に突入>


<廊下出口の滝>


<右壁をへつり、真ん中の大岩に乗り移る>

<左壁のシュリンゲ頼りに右の大岩に乗り移る>

 廊下通過には、水量少ない季節だったのが幸いしたと思うが、なにぶん気温が低いので落水しなくて良かった。

<悪場を抜けてほっと一息>




<北沢出合で幕営>

<12日>

 雨で一日停滞。


<門の滝>


<高巻き途中より>

<落ち口より>



<大ガランを巻く>

<大ガラン>





<大ゴルジュ入口>


<シシボネ沢>

<高巻き途中より>

 小岩壁に突き当たる。もしスリップするとはるか下方まで落ちてしまう。そこで、ロープを輪にして手近な木に回し、両端をまとめて身体に結び、空身で登り、上の木に回す。ロープにぶら下がって懸垂下降し、手近な木のロープを外して身体に結び、ザックを担いで登った。


<ゴルジュ内部を覗く>

<ゴルジュ出口>

<ゴルジュ内部を恐る恐る覗く>


<大雪渓沢>








<百間洞大滝>

 いつしか雨が降り出しており、百間洞小屋は畳まれてしまったのか見当たらず、峠付近にて幕営。

<13日>

 寒くて強風雨の中、ずぶ濡れで赤石岳越えする決断がつかず、一時は無断欠勤を覚悟するが、思い切って出発。

 山頂付近は這うようにして進み、無事、椹島に降りたが、一難去ってまた一難。林道走行中に目の前に落石。畑薙~井川間でカーブを回りきれず、路肩にぶつかって落輪、幸い偶然通りかかったドライバーの手助けで脱出。名神夜間通行止めのため、栗東ICで出て、深夜帰宅と相成った。



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